VRChatのWebPanel操作が他の人には見えていない不具合
追記:この不具合は解決しました。
VRChatにはWebPanelコンポーネントが用意されていて、VRChatワールドの中にWebブラウザを表示・操作できますが、例えばSlideShareサイト上のプレゼンの進む・戻るなどは、javascriptで制御されていて、それをWebPanelコンポーネント標準のボタン機能ではコントロールできない課題がありました。
それに対して、下記の方法で対応できたと思っておりましたが、
#VRChat ワールド作成にてWebPanel内でのJavaScriptでクリック実装されたWebページにおける不具合、@naqtn 様に教えていただいた「SetWebPanelURIの引数にてJavaScript叩く方法」で解決できました。 pic.twitter.com/jqKIQjiKo0
— UUUPA@ATL広尾入り浸り中 (@UUUPACOM) 2018年3月7日
これで自分一人で操作している分には期待通りの挙動となりました。しかし、この実装をしたワールドに他のプレイヤーを呼んだ際、以下の不具合があることが分かりました。
続きを読むBlenderで適用させたパーティクルと、参照元のUVの関係
この記事はあまり皆さんがしないであろう作業工程についての症状についての個人的なメモ書き、かつ未解決ですのでご容赦ください。
続きを読むVRChat SDK: VRC_WebPanelについて
Blenderエクスポート時の謎の症状
謎1:スムースの影
画像のローテーブルの脚だけに対して、Blender上でスムースをかけてFBX形式でSubstancePainterにエクスポートすると、
上図のように、SubstancePainter上の表示では足の下半分に変な影がつく。Cキーを押して各マップ画像を確認しても、影の原因が分からない。
スムースをかけなければ、上図のようにおかしな影は現れない。
謎2:裏表が逆の怪
いくつかのオブジェクトをモデリングしていて、10モデル中2モデルぐらいで出くわした怪現象。FBX書き出ししてSubstancePainterでインポートすると、ポリゴンが全部裏を向いている。Blenderに戻って確認してみるが法線の向きは間違っていない。まさかと思いBlenderのポリゴン面を全て裏向きにしてエクスポートすると、SubstancePainterやUnityでは期待通りに表示される。Blenderと、エクスポート先であるその他のアプリケーション上とで、ポリゴンの裏表の扱いが完全に逆になっている怪現象。
FBXを再度Blenderにインポートしたり、いろいろやったけど解決せず、結局モデルを作り直した。
ネット記事を見ると「Blender上で裏返っているのに気づかずにエクスポートしているのが原因。Blenderのポリゴン両面表示をoffにしたり、法線表示したりして裏表を修正すればいい」という記事ばかりですが、上記の僕の症例はそういうデバッグもした上で、Blender上では絶対にポリゴンの向きは正しいのに、エクスポートした先のSubstancePainterやUnityでは裏返っている。
追記:謎2について一応の解決はできた。症状が出ているオブジェクトは、ポリゴン面を裏ポリゴンが表にくるような状態で表示しておく。別の立方体オブジェクトを作成し適当にUV展開。両方のオブジェクトを選択(立方体を後に選択?)し、Ctrl+Jでオブジェクト統合させると、統合したタイミングで症状のあるオブジェクトが勝手に裏返る、つまりポリゴン表面が表にくる。エクスポート先でも正常に表示されるようになった。