ウーパの手習い

私的開発メモ用途なのでご容赦ください。2020年現在はSwiftとUnityでARのお勉強中。

Blender Guruより:写真を元に室内モデルを作るTips

Blender Guruさんの解説動画にて、映画「Gone Girl」からの1カット写真を元に室内モデルをBlenderで作る方法が紹介されています。

youtu.be

YouTubeページの備考欄に参考リンクも記載されていますので要チェックです。

以下、ビデオ内での作業フローを抜粋:

写真を元にカメラの画角を設定するプラグイン:BLAM - The Blender camera calibration toolkit

写真に写る人物の身長をメジャーとして寸法を知る

写真からカメラの水平位置を推測する

窓はBooleamモディファイアを使う

Filmic カラースペース設定については別ビデオで解説している

youtu.be

窓枠は普通にモデリング。窓ガラスはCycleレンダーによるコースティクス&影の計算負荷が高くなって家中ノイズだらけになるので作らない

キッチンの戸などの彫りは、断面を頂点で書いて伸ばす。角はrotationではなくshearを使うのがポイント。角ができたらミラーモディファイアで四隅を作る。天井や床のモールドも同じ手法で作る

小物はBLEND SWAPやTURBOSQUID等のモデルライブラリを躊躇なく使う
BehanceでArchitectureで検索すると、建築ビジュアライゼーションの事例が見られる

ダイニングテーブルのように作る必要があるものは作った

プランターの蔦はIvyGenアドオンを使って作成。葉をポリゴンで作ってパーティクルとして登録できる

マテリアルは作者が運営しているPOLIIGONを利用する。Blender用にマテリアルをコンバートするためのフリーのアドオンも用意されている

絨毯は立方体からSubsurfモディファイア

床がきれいすぎるので、指紋や傷などのマテリアルを光沢に重ね掛けしてリアリティを出している

キッチンの金属面はPrincipled BSDFのAnisotropicシェーダーで表現

屋外環境もPOLIIGONに用意されている