Blender Guruより:写真を元に室内モデルを作るTips
Blender Guruさんの解説動画にて、映画「Gone Girl」からの1カット写真を元に室内モデルをBlenderで作る方法が紹介されています。
YouTubeページの備考欄に参考リンクも記載されていますので要チェックです。
以下、ビデオ内での作業フローを抜粋:
写真を元にカメラの画角を設定するプラグイン:BLAM - The Blender camera calibration toolkit
写真に写る人物の身長をメジャーとして寸法を知る
写真からカメラの水平位置を推測する
窓はBooleamモディファイアを使う
Filmic カラースペース設定については別ビデオで解説している
窓枠は普通にモデリング。窓ガラスはCycleレンダーによるコースティクス&影の計算負荷が高くなって家中ノイズだらけになるので作らない
キッチンの戸などの彫りは、断面を頂点で書いて伸ばす。角はrotationではなくshearを使うのがポイント。角ができたらミラーモディファイアで四隅を作る。天井や床のモールドも同じ手法で作る
小物はBLEND SWAPやTURBOSQUID等のモデルライブラリを躊躇なく使う
※BehanceでArchitectureで検索すると、建築ビジュアライゼーションの事例が見られる
ダイニングテーブルのように作る必要があるものは作った
プランターの蔦はIvyGenアドオンを使って作成。葉をポリゴンで作ってパーティクルとして登録できる
マテリアルは作者が運営しているPOLIIGONを利用する。Blender用にマテリアルをコンバートするためのフリーのアドオンも用意されている
絨毯は立方体からSubsurfモディファイア
床がきれいすぎるので、指紋や傷などのマテリアルを光沢に重ね掛けしてリアリティを出している
キッチンの金属面はPrincipled BSDFのAnisotropicシェーダーで表現
屋外環境もPOLIIGONに用意されている