ウーパの手習い

Unity,Blender,SubstanceDesigner&Painter,ZBrush,WindowsMRを手にした状態。ATL広尾の客員研究員に登録して、いろんな機材を堪能中!

Unityアセットレビュー:Suburb Neighborhood House Pack

f:id:uuupacom:20180512141730p:plain

前の記事に続き、同じパブリッシャーが販売している屋外アセット「Suburb Neighborhood House Pack」を調査してみる。

Unityで新規プロジェクトを作成し、今回のアセットをインポートすると盛大なエラーが表示されました。

f:id:uuupacom:20180512130445p:plain

その中には「ベイクしなおせ」的なエラーもありますが、それはいったん無視して、まずは足りないクラスファイルをインポートしていこうと思います。

不足ファイルをインポートする作業

まずは、一番上のエラー文より、CrossPlatformInputが存在していないとのことなので、メニューから[Assets > Import Package > CrossPlatformInput]を選択してインポートする。同様にUtilityImageEffectsパッケージもインポートする。

それでもなお、The type or namespace name `PostEffectsBase' could not be found. のエラーが表示される。海外のフォーラムを見ると、昔のImageEffectsパッケージをインポートしろと書かれていたので、Asset Store から Legacy Image Effects をインポートする。

それでもなお、Settings, SampleCount, OcclusionSource, PropertyObserver, RenderTextureUtility がないとエラーが出る。今度は Legacy Cinematic Image Effects をインポート。

それでもなお、MouseLookがないと言われる。MouseLookはStandard Assets のCharactersの中にあるので[Assets > Import Package >Characters]でインポート。

すると、別のエラーがいくつか新しく表示され、腹が立ったので、コンソールパネル左上のClearをクリックし、無理を承知でゲームプレビューすると、なんと無事にプレビューできた。

f:id:uuupacom:20180512135550p:plain

それでもまだ上のような警告は表示される。Bloom系の警告文もあり、FPSControllerに割り当てられたカメラへのエフェクトが反映されていないかもしれないが、プレビュー再生できただけで満足。

他人が作ったアセットを使うための壁

このように、AssetStoreで購入するアセットにおいては、アセットのリリース時期や、お使いのUnityのバージョンとの関係で不足ファイルが発生し、インポート直後にとりあえずプレビュー再生ということすら苦労することがあり得ます。
Unityの進化が早いため、上で書いた通り「Legacy~」パッケージを別途必要とすることもあります。

コンソールのエラーを確認し、足りない(missing)しているクラスファイル名でWeb検索して所在を探してインポートすることにも慣れておかないといけませんね。

各シーンを見てみる

f:id:uuupacom:20180512135907p:plain

プレビュー再生するとこういう絵になる。上のシーンファイルはDaytimeStreet。気の作り方は、私がATL広尾の再現でやったのと同じ「枝葉をアルファテストした板ポリゴンを配置しまくる」方法だった。

uuupa.hatenablog.com

f:id:uuupacom:20180512142140p:plain

こちらはNighttimeStreetシーン。実は窓周辺の壁は板ポリゴンで作られていて、窓からの明かりはEmissionテクスチャで発光している

f:id:uuupacom:20180512142723p:plain

f:id:uuupacom:20180512142808p:plain

DayHouseInteriorExteriorシーンより。家の中には家具はなく、前の記事にも書いた通り、同パブリッシャーの「House Furniture Pack」のオブジェクトをコピペする仕組みになっています。

uuupa.hatenablog.com

同梱されてる4種類全てのサンプルシーンを見て回ったところ、私がプレビュー再生した状態での見栄えは、(もちろん各オブジェクトのモデリングやテクスチャは自分では大変な作業であることは承知していますが、)世界の空気感という観点では、感激するほど綺麗という印象ではなかったです。これは本記事前半で書いたように、カメラのBloom演出が適応されていないことが原因でもあります。
この記事に掲載したシーン画像を見た上で、AssetStore上のこのアセットのコマーシャル画像を見てもらえば、Bloomの効果がどれほど貢献しているかが分かると思います。
逆に考えると、アセットストア上でBloomっぽい演出がかかっていた場合、そういったポストエフェクトをオフにした場合のオブジェクトをきちんと確認したりイメージしておくと良いかなと思いました。

f:id:uuupacom:20180512145929p:plain

※自分でPost Processing Stackを追加して、Bloom演出等を追加した画像

Link: Suburb Neighborhood House Pack